SERVICE業務紹介
型枠工事とは
ビルやマンションなどの建物は、⾯と⾯が⽀えあう耐震性の⾼い構造になっています。 その「⾯」は、引っ張る⼒に強い鉄筋と、圧縮する⼒に強いコンクリートの⼆つの素材からなります。
では、厚みのあるコンクリートの⾯はどのようにして作るのでしょうか?
厚みのあるコンクリートは、一般に壁や梁の⼨法とそっくり同じ⽊製の「型」に液状のコンクリートを流し込んで作ります。 コンクリートを流す型のことを「型枠」と⾔いますが、型枠もひとつひとつが⼿作りです。
コンクリートが固まってしまえば撤去される型枠ですが、その精度が建物の強度‧耐震
性を左右します。 この重要な仕事に私たちは誇りを持って取り組んでいます。
奈良⾕⼯務店の3つのこだわり
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精度High precision
型枠はひとつひとつがオーダーメイドです。
⼀度固まったコンクリートは、軽く削ったり抑えたりして形を変えるというわけにはいきません。
もし型枠の精度が低ければ、建物の構造強度・耐震強度にも影響を及ぼしてしまいます。
当社では、加⼯を正確に⾏うことはもちろん、墨出し・建て込み・コンクリート打設前の各プロセスで計測機器を使⽤して検査を⾏っています。 -
スピードHigh speed
⾼層ビルやマンションの場合は、下の階で使った型を外しては、また上の階で使います。
完成後には捨ててしまうとしても、建て⼊れしやすく、解体しやすく、運搬しやすい型を作ることを⼼がけています。
⼊念な段取りの確認も怠らず、作業の効率アップ・納期短縮・コスト削減に役⽴てています。 -
チームワークGood teamwork
社内はもちろん、⼤⼈数の現場で⾏き違いやミスが起きないように、コミュニケーション教育を徹底して行っています。
あいさつ・声かけを積極的に⾏うことで、事故も少なくなり、従業員の定着率も上がりました。
工事の流れ
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1.拾い出し・加工ベニヤなどの素材に印をつけ切断します。
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2.墨出しコンクリートの基礎の上に柱などの印をつけます。
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3.柱型枠組立て規準として引いた線の上に、柱を⽴て⾦具で締めます。
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4.梁型枠組⽴てベニヤなどの素材に印をつけ切断します。
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5.壁型枠組⽴て壁⽤の型をはめ込みます。
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6.スラブ⽀保⼯組⽴てスラブ(床)を貼ります。
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7.コンクリート打設コンクリートを流します。